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  • 瀬野のりあき:起業コンサルタント

M-03. 「マネジメントは、ものの考え方」である(P・F・ドラッカー)



美瑛を五感で感じてほしい

美瑛駅の近くに旅館を開業して12年になります。食事は提供していません。町には、美味しいお店がたくさんあるからです。ミシュラン掲載のお店もあり、それを楽しみに美瑛に来られる方もいます。訪れた人たちに町を歩いてもらい、美瑛の町を五感で感じてもらいたいのです。そして、「また来たい」と意識してもらえたらうれしいです。


大分県の由布院にはJR駅前から金鱗湖という湖まで、ほぼまっすぐの道が1キロほどあります。道の両脇には、お土産店などが連なっています。休みの日には、行き交う人の肩がぶつかりそうになるくらい混雑します。私も三回ほど由布院に行きました。この道を歩くと、何があるのだろうとワクワクするのです。



「風が吹けば桶屋が儲かる」-つながりを考える

風が吹けば桶屋が儲かると言う話を、耳にされたことがあると思います。

「風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。」(デジタル大辞泉)


美瑛の農家さんが耕した畑は、パッチワークを連想させる景観となります。訪れた人たちは、その美しい景観や自然にふれて非日常を満喫します。美味しいものを食べて、特産品を購入して、宿泊します。そして、美瑛全体を五感で感じて旅を終えるのです。

しばらくして、また美瑛に行きたいというニーズが湧き上がります。町には働く場所が増えて・・・人口も増えます・・・。



「マネジメントはものの考え方」(P・F・ドラッカー)

そんなに簡単にはいかないでしょう。というお叱りの声が聞こえてきそうですが。使える資源は何か。私たちに出来ることは何か。未来に向けてみんなの知恵を活用し、準備ができたら、きっと今より未来は明るくなると思います。そう考えるのは私だけでしょうか。

ドラッカーは言っています。「マネジメントは、ものの考え方」であると。

 

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