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  • 瀬野のりあき:起業コンサルタント

M-06. アイデアを行動に移すために必要なこと



アイデアは誰が生みだすのか、誰が形にするのか

私たちが仕事や生活の中でよく耳にするアイデアとは、どのようなものでしょうか。

マネジメントの父と呼ばれるピータードラッカーは、次のように言っています。

  1. 「企業は何よりもアイデアであり、アイデアを生むことができるのは個々の人間だけである」と。企業にかかわらず、あらゆる組織に通じることです。

  2. 「蛙の卵が池からなくならないのと同様に、アイデアは決して枯渇することはない」と。私たちの脳には、無限のアイデアが隠されているということでしょうか。・・・ 

  3. 「判断することを仕事とするトップは、アイデアを拒否する。現実的ではないとする。イノベーション(価値の創造)を可能にするのは、生煮えのアイデアを体系立った行動に転換することを自らの仕事と考えるトップだけである」と。(『断絶の時代』)

トップに限らず、アイデアを持つことを奨励し、行動に移すことを前提に検証することが、やがて成果につながります。

今いるこの場所でアイデアを出す。私も・・・2つほど

私が旅館を始めたのも、アイデアを検証し行動に移したからです。今いるこの場所でアイデアを出すことは、いつでも誰でも可能です。私も浮かぶことがあります。たとえば、
  1. 美瑛町の本通りは、綺麗でおしゃれな町並みです。建物は、三角屋根と美瑛軟石の基礎で統一されて看板も趣を感じます。そこに住む人たちが、「ハットを被り本通りを行き交う」そんな光景を想像すると、美瑛の町並みに柔らかなイメージが膨らみませんか。

  2. 美瑛駅と駅裏をつなぐ跨線橋には広いスペースがあります。しかし、有効に活用されているでしょうか。もしそこに、お店を出展できたら賑わいを創出できないでしょうか。雨や雪の影響を受けない、起業家のためのお試しスペースなどにできないでしょうか。さまざまな制約はありますが、それを跨ぎ、未来につなぐ橋にできないでしょうか。

郵便局で発行された切手の話

郵便局で働き始めて数年後のこと、当時は提案制度があって私も応募しました。タイトルは、「世界に一枚しかない切手」です。自分のデザインした切手があれば、手紙を書いて出すことが楽しくなると思いました。当時の局長は、「これいいな」と褒めてくれましたが、審査の結果は佳作でした。しばらくしてニュースで「世界に一枚しかない切手」が発行されるのを知りました。「えーほんとに」と思いました。これを機会に、社員と話しあい美瑛の風景写真を使った「世界に一枚しかない切手」を試行錯誤しながら、みんなで作成しました。現在もシリーズ化されて発行されています。私の提案したアイデアと直接関係しているかは定かではありません。(ないと思います)しかし、「世界に一枚しかない切手」に反応し、社員の力を合わせて切手をつくり営業に歩いたことで、成果がもたらされました。

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